「’70s Concert Ticket」カテゴリーアーカイブ

Jazz 1973 pt.1

73年にはJazzのコンサートへも足を運ぶようになりました。
一発目はアフリカン・ピアノのダラー・ブランドです。

そしてセシル・テイラー初来日です。ピアノ弾きまくり、パルス・ビート叩きまくりの嵐のような90分間。「凄まじい!」の一言につきる演奏でした。後ろで痙攣ダンスを踊っている客もいました。この翌日の録音は2枚組ライブの「アキサキラ」になっています。第2部でセシル・テイラーは「総合芸術」として舞踏も披露したんでしたっけ。

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Rock Explosion 1973

73年3月にはイエスが来日しました。時期的には「危機」のしばらく後でドラムはアラン・ホワイトでした。来日時にジョン・アンダーソンが読んでいたヒンズー教僧侶の本に影響されて次の大作「海洋地形学の物語」が生まれた話は有名です。確かジョン、クリス・スクワイア、スティーヴ・ハウはベジタリアンでしたね。イエスは「捕鯨反対」の歌も歌ってます。

イエスのステージはスティーヴ・ハウが圧倒的にカッコ良かったですね。リック・ウェイクマンをはじめ他のメンバーもみんな当時のプログレは衣装もファンタジックでオシャレでしたね。
昨年のT・レックスでおわかりのようにグラム・ロックの時代でした。プログレといえロックはとてもファッショナブルだったんですね。

3/16には武道館でユーライア・ヒープ公演がありました。’The Magicians Birthday’の頃です。デヴィッド・バイロンの真っ赤な衣装が印象的でした。とにかく音が馬鹿デカかった記憶があります。いままで武道館で見たコンサートの中で一番やかましかった。

4月に来日したデヴィッド・ボウイは飛行機嫌いで豪華客船で来たとどこかで読みました。ジギー・スターダストの頃です。オレンジ色に染めたウルフ・カットの髪にグラム調のギンギラギンな裃とか、たぶん山本寛斎の衣装がド派手でした。何度も衣装を替えていました。
バックはもちろんスパイダーズ・フロム・マースです。ギターはミック・ロンソン!ベースは後にユーライア・ヒープに加入するトレバー・ボールダーで白いロンブー履いていました。
高校の友達にミック・ロンソンやミック・テイラー好きなギタリストがいて髪を金髪に染めていたので「キツネ」という綽名がついていたのを思い出しました。

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Rock Presentation 1972

ユニバーサル・オリエント・プロモーションズ主催のディープ・バーブル来日公演は当初5月に開催の予定でしたがリッチーの病気で8月に延期になりました。この来日公演の録音があの名盤「ライブ・イン・ジャパン」となりました。武道館公演は8月17日です。

ウドーの「ロック・エクスプロージョン’72」第8弾として行われたレッド・ツェッペリンの再来日公演は余り記憶に残っていません。当時の記事を読んでみるとロパート・プラントの声がよく出なくて余り良いコンサートではなかったようです。

12月にはユニバーサル・オリエント主催「ロック・プレゼンテーション5」としてT・レックス公演が行われました。ユニバーサルはこの年、先のパープルの他、オシビサ、ジェームズ・ギャング、ローラ・ニーロ、ダスティ・スプリングフィールド等を手がけています。

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